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生物参考書の評価について

参考書選択の方針

生物の参考書を選ぶ際は,何よりもまず「図が入っているか・見やすいか」を第一に選ぶといいでしょう。生物の勉強法に書いてある通り,生物の勉強においては図が大きな役割を果たしているからです。そのことからも,図表を持っていない人は,まずはそれを第一に入手することが大切となります。

問題集としては,教科書傍用の網羅型問題集を1冊解けば十分だと思われます。東大などの考察型の問題が出題される場合は,それに加えて生物合否決定問題攻略26をこなせば磐石の力がつくと思います(このレベルともなると,大学の過去問,各種の大学別模試やその過去問に取り組むのが一番の対策となるはずです)。

文系の方で,生物はセンター試験のみ,という方は,傍用問題集を解いた後,センター型問題集に取り組むのも悪くはないと思います。が,その際も図表を手放すことはしないでください。

評価項目:植物の生活環

「植物の生活環」を評価項目として用いた理由は,次の通りです。

  1. 細胞,分類,生殖,遺伝などの各分野がすべて必要となること
  2. 核型,配偶子,有性・無性世代,胞子体・配偶体,など,用語の整理が難解であるため。
  3. それによって,多くの学生がこの事項で挫折すると思われるため。

参考リンク

生物を一年間で二次レベルまで上げる
当サイトのおすすめ。基本となる勉強法,問題集の選別法など。
生物(語呂合わせ)
参考書では教えてくれない生物。
参考書レビュー@理系標準問題集 生物(よっしー:「明日」は「明るい日」と書くぞ→使用参考書(レビューも))
上記「生物を一年間で二次レベルまで上げる」において,よっしーが薦めている問題集。
生物参考書ミシュラン(mirさん:Twilight Mirage→医学部再受験データベース)
簡潔ながら,的を得た批評です。冊数もかなり多い。

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