Last Modified: 2018-03-22 0:48:00

18 roadタイトルバナー。森羅夢現さんから頂きました。Thanx a lot!! 絵をクリックすると,森羅夢現さんのページ「WORLDs」へと飛びます。

( http://18road.com/ )

「18 road」は本日2018年3月22日をもって更新を終了いたします。

本サイトを公開した18年前の2000年3月22日時点、私はまだ17歳の若輩者でした。
多くの方から励ましやお叱りの言葉を受けながら、更新を行ってまいりました。

いま私は35歳。
大学を卒業し、大学院(博士課程)も卒業し、1年間大学に務めた後、今は民間の出版社に務めています。
さすがに「大学受験」というフィールドからは長く離れ、これ以上有意義な情報を提供することは現状では難しそうです。
なので、ここらで本ウェブサイトにも幕を下ろすこととしましょう。

ところで、本ウェブサイトをご覧になっている大学受験経験者の皆さんにとって、受験とはどのようなものでしたか?
私にとっては「自分の可能性を開く扉」でありましたし「自律を学ぶ過程」でもありました。

まず前者について。
2000年当時、まだまだインターネットは発展途上でした。
情報を発信すれば、それに共感する方の反響があり、非常に刺激的な毎日。
チャットCGIを使い「勉強会」と称した集まりを行い1日9時間の勉強を敢行したり、日記で(当時流行りだった)テキストサイト風のネタをやったり…。
おかげで何人もの「戦友」と出会うこともできました。
一生もののかけがえのない財産です。

続いて後者について。
これは個人の感覚なのですが、受験というのは「ゴールが明確に見えている1つの行程を、いかに素過程に落とし込むか」を比べる競技だと思います。
大学側は入試問題を通じて「どんな人間に来てほしいか」を発信する。
受験者はそれに応えるべく自らを研鑽する。
地理的にも経済的にも(少なくとも明示的には)差が生じることがなくスタートラインに立つことができます。
じゃあ、その「素過程に落とし込む」作業をどうすれば効率化できるか、それが本ウェブサイトのミッションの1つでした。
非常に断片的な情報ばかりではありましたが、少なくとも2000年から数年の間は、ブルーオーシャン的に情報を提供できたのでは、と振り返っています。

さて最後に、本ウェブサイトの名前「18 road」の由来について。
まず「18」というのは、大学を受験する学生の多くが18歳であることと、私がなんとなく好きな数字だったというところからとったものでした。
そして、Yahoo!ディレクトリで「サイトを名前順に並べたときに最初に表示されたい」という邪な考えも…(笑)
そして「road」は、それぞれ(もちろん自分も含む)の進路や、受験までの道程を切り拓いてほしいという想いからです。

私もまだまだ将来の道について悩んでいる最中です。
いつかまたどこかで、道の交わるときにお会いしましょう!
そして、皆さんの未来に多くの幸せが訪れることを願いながら、終わりとしたいと思います。

2018年3月22日
「18 road」管理人 TEL
E-mail: telhappy@gmail.com