先日、本屋で和田秀樹氏の「高2からの3S受験勉強法」という本を立ち読みしました。
この本の中で、和田氏は英語の学習法として、長文を全訳手書きした後、何度も何度も声に出して読むといった「長文の読み込み」をすすめていました。
何度も何度も声に出して読む、ということについては必要なことだと思うのですが、全訳をやる必要が本当にあるのだろうか・・・と思ったので質問させていただきました。
全訳についていろいろと調べてみたのですが、やったほうが良いと言う人と、全訳は「一昔前の勉強法だ」とおっしゃる方もいまして・・・・どちらがいいのだろうか・・
アドバイスの方、宜しくお願いします。
おっしゃる通り全訳については賛否両論ありますが、私個人としてはやる価値は多分にあると思います。
何度も読みこむということはその英文を、うまい言い表し方ではないと思いますが、「ストック」することを言っていると思います。その際全訳をしておくと、難しい文に詰まったり、訳例と照らし合わせることで間違った読み方をしていたりした部分がわかったりして、その文章にある自分の弱点が明確に見え、大切な部分を特に印象深くしながら「ストック」することができます。
ちなみに私は、高3のときに予備校のテキストにあった15ぐらいの長文と、高2のときに当時使っていた英文解釈の参考書について、全訳・音読を実践していました。
>茶人さん
アドバイスどうもありがとうございました。
やはり全訳はやったほうがいいのですね・・
「実践演習基礎英文速読」をこれから使う予定なのですが、
まず辞書等を使いながら全訳をやった後で、音読をしていこうといます。
私としては,自分の能力によって使い分けるべきだと思います。すなわち,
・慣れないうちは,全訳をする。
・英語を見ても,ある程度まで「英語のまま」解釈できるようになったら,明らかに分かる文はどんどん読み進めて,ちょっと詰まるような文,全く分からないような文については全訳を行う
のがいいと思います。
理由としては単純で,作業量の問題です。
全訳は,それによってもたらされる効果は絶大ですが
(構文を捉えるということを,意識的に行うことができます),
作業量が多い,というのが欠点にもなりえます。
ですので,折衷案として,難しい文だけ訳したらいいのでは,と思うわけです。
#おそらく和田氏は,高2の段階ではまだ構文を意識して解釈できる人が少ないだろう,ということで
#全訳をするという勉強法を薦めているのではないかと思います。
#あくまでも私の推測ですが。
また,「文の読み込み」については,私も賛成です。
理由については,「英語の勉強法Ver2.0」にありますので,そちらをご覧になっていただければと思います。
個人的には、全訳が終わっていなくても音読はするべきだと思います。リズムよく音読することで構文が取りやすくなるわけです。「ここで切れる」「ここが前に掛かっている」とか考えつつ、カッコでくくったり斜線を引くなどしてとにかく読み切る。その後で全訳すると、効率よいと思いますよ。
>TELさん、とおりすがりさん
アドバイスどうもありがとうござました。
・全訳は自分の能力によって使いわける
→慣れないうち(高2のうち)は、全訳をしていこうと思います。
・全訳が終わっていなくても音読はするべき
→なるほど、初めに音読をしておくと全訳の効率が良いのですか・・
では、まず初めに音読をして、その後辞書等を引きつつ全訳をする。そしてひたすら音読・・・
慣れてきたら難しい文だけ訳していく、という風にやっていこうと思います。
気に入った言い回しを別のノートに写してみるとか、全訳にしても直訳調ではなくて出来るだけこなれた日本語にするように努力すると、読解力だけでなく英作文・国語の力もつきます。余裕があるんだったら頑張ってみてください。
あと、最初から何でも完璧にやろうとしないように!頑張りすぎると途中で挫折するよ〜
音読は絶対いいと思いますよ。声に出して読んでいると、英語が頭に入りやすいだけでなく、英作文のときとかに、変な英語書いてしまっても、何か変だなぁ、みたいな違和感覚えたりとか、英語に慣れることが出来る気がします。
あと、全訳は、時間のあるうちにやっておくべきだと思います。時間はかかるけど、英語力は絶対に上がります。で、TELさんがおっしゃるように、だんだんと分かるところは読み進め、難しいところだけ訳すってのはいいと思います!
ぼくの場合。自分にとって難しい英文は、まず全訳を見て、その後本文を音読。ってしてました。これの効果があるかは人それぞれだと思いますが、読む量が不足気味の人は、結構効果があると思いました。
>とおりすがりさん、零弥さん
アドバスどうもありがとうございました。
・気に入った言い回しを別のノートに写す
・全訳は直訳調ではなくて出来るだけこなれた日本語にする
→今までどちらかというと直訳が多かったので、できるだけ意訳を心がけようと思います。また、ノートに写すっていうのも余裕があればやっていきたいです。
>自分にとって難しい英文は、まず全訳を見て、その後本文を音読する。
→なるほど・・そんな方法もあるのですか・・・
では、
まず初めに音読をして、その後辞書等を引きつつ全訳をする。その際できるだけ直訳ではなくて、意訳をするように心がける。あとは、ひたすら音読・・・余裕があれば気に入った言い回しをノートに写す。
そして慣れてきたら難しい文だけ訳していく。
ただ、自分にとってあまりにも難しい英文の場合は、全訳を見て、その後音読。
という風にやっていこうと思います。