大学に合格するために誰もが絶対にしなければ行けないこと。それは、「試験本番で合格できる順位に入る」ことです。そして、そのことは「本番で合格点を取る」ことにつながります。決して「いい偏差値を取る」ことではありません。模試なんかでいくらいい偏差値を取ったって大学の先生は見てくれません。定期テストでいい点数を取っても、調査書のいる大学以外は関係ありません。 今まで、テストのたびに順位などを気にしていた人、考えを改めてください。点数が悪かったらその分野を強化すればいいじゃないですか。点数がよくても天狗にならないこと。一番大切なのは、実力を養成していくことです。順位を気にするのは試験本番だけでいいのです。 |
まずは悪い例から紹介したいと思います。「理系の学部を受験するのに地理ばっかり勉強した。センター試験では100点を取ったが、実はセンター試験を点数に加えない大学だった。」これはちょっと極端な例でしたが、いいたいことは、「本番で役に立たない科目は勉強しても意味がない」こと。 次の悪い例。「英語を頑張って勉強して、本番では8割くらい解けたが、他の科目はいまいちだった。結果は不合格。実はその大学は傾斜配点をしていて、英語は50点なのに数学・理科はそれぞれ100点だった。」これはよくしてしまう間違いじゃないでしょうか。 以上の例で分かって頂けたと思いますが、結局は「配点の大きい科目に時間を多く割く」ことが大切です。日頃から多く時間を取るように心がけていれば自然と実力も上がってくるはずです。 |
今(これを公開した時点)はまだ5月です。今は基礎力養成に努める時期です。慌てて演習問題に取りかかるよりも、基礎的な問題を数多くこなして、基本となる解法を身につけるのです。 ちょっと話はそれますが、大抵の大学入試問題では、一つの試験問題の中に「基本的な問題」「一見難しそうだが実は基本的な問題」「難しい問題」が散りばめられています。大切なのは上で述べたように「合格点を取る」ことですから、難しい問題から解いていくのは問題外です。それよりも、基礎的な問題を確実に解いていけば、あとは残りの問題をある程度解けば合格点に入ることはたやすいことです。 その「基礎的な問題を解く」ときに失敗すればもちろん合格は遠のいていきますし、基礎的な力が無ければ当然難しい問題も解くことはできません。 基礎力養成をするのに、何をすればいいか。一例をあげてみたいと思います。英語だったら授業中で出た単語を確実に押さえたり、文法事項を確認していく。数学は定期テストの問題を見直していくのがおすすめです。古典や漢文は文法・句法を確認。理科は問題集の基本問題を解いていく中で知識を整理するのがいいと思います。地歴はどうでしょうか?私は分かりません… 本番を意識した問題を解いていくのは夏休みが終わったくらいからでいいんじゃないでしょうか。 |
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その他の細かいテクニックは問題集の解説・先生の説明などを参考にしてください。