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ありがち日記

(2001年01月)

賀正
 2001/01/01(Mon)
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

今日記を書いているのは1月1日午前0時17分。
たった今まで2世紀にわたってモノポリーの激戦を繰り広げていた。
メンバーは私、父、弟1、弟2。
結果は………4位(泣

今日は親の実家に帰るのでこんな時間に日記を書きました。
明日になれば私一人で帰ってきます。ゆえに日記は途切れません。
(3日から冬季講習が再開するので)

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その後弟達と新世紀初のゲーム。
一時間くらい騒いだ後寝た。

賀状は10枚届いた。今年はこっちから出していないので、
その全てに返事を書くことに。
ありあわせで間に合わせたものの、結構しんどかった…。
メールで頂いた方にはメールで返事を。

今世紀の目標
 2001/01/02(Tue)
実家から帰ってまいりました。一人で、電車を乗り継いで。
ふう、つかれた……。
帰る途中で同じ学校の友人に会った。
世界史の正月補習ということで、9時から17時まで学校にいたそうな。
今夜は1人。なんでも出来ちゃうぞ〜〜(???)


世紀目標を書いてみる。

1.本を書くor本に名前を残す
2.葬式で自分の為に誰かが泣いてくれるような人になる


目標はこの二つ。

<解説>
1.自分は研究者の道に進もうと思っているが、その成果をとりあえず本に残して見たい。
また、そういうことではなくても、自分の考えを何らかの形で
一冊の本という形でこの世に残せたら、と思っている。
(また、教科書とかに名前がいい意味で残るような人になれば最高。
利根川進教授はそういう意味でも目標とする人物の一人。)
というのは、身体は死んでも本という形で私が生きつづけるから。
生物学的観点からすると、生き物が子孫を増やすのは、自分の遺伝子を残すため。
私はそんなことはどうだっていい。しかし、何らかの形で「自分」を残しておきたい。
という風に考えて見ると、結局は本がいいなァ、ということになった。

2.葬式で泣いてもらえる人って幸せだよ。
自分がいなくなってしまうのを悲しむって事は、それ即ち
自分が頼りにされていたっていうことなんだから。
そういった形で、1人でもいいから自分を頼りにしてくれる人がいれば、
つまり自分が人の頼りになるような人になるのがもう一つの目標。

貧乏学生の1人暮し(雑煮のレシピ付き)
 2001/01/03(Wed)
今日は家族が帰ってくる日だけど、それまでは1人暮し。
昨日の晩御飯は帰りしの○イ○ーで買ったコロッケ・冷凍してあったご飯、インスタントラーメン。
風呂も待ち時間が無いからすぐに入ることが出来た。
それでも何故か就寝はいつもと変わらない11時だった。

で、今朝起きたのは10時半。どれだけ寝とんねん!
朝ご飯は昨日買った菓子パン、冷蔵庫の中にあったトマト、ホットミルクと、
手作りの納豆オムレツ(夏の1人暮らしの時にも作った気が…。まあ気にしない)
今回のオムレツの出来は非常に良かった。ちゃんとオムレツといえるような形に。
ちなみに味付けは納豆に一緒に入っていたタレと辛子。卵に一緒にいれよう。これで十分。

その後少しだけ勉強をした後、13時半に昼ご飯。献立は手抜き雑煮
レシピは自分一人で、しかも30秒で考えた。調理時間はなんと6分!
これは手抜きというしかあるまい。
というわけでレシピの紹介(笑)。

<手抜き雑炊(一人前)>
材料
 ・餅…食べたいだけ
 ・水…約1c
 ・スープの素…表示にしたがって。
 ・野菜…適当
調理法
 1.餅をオーブンで焼く
 2.そのスキに水を小鍋で沸騰させる。スープの素も入れる。
 3.野菜は小さく切って電子レンジで柔らかくする。
  柔らかくなったら小鍋に投入。
 4.餅が焼けたらそれも鍋に投入。少し煮たら完成。

小腹が減った時にでも試して見ては如何?

今日から予備校の冬季講習が再開。
ラストを飾るのは富田先生の東大英語。毒舌が楽しみ♪

今日はホントにありがち日記
 2001/01/04(Thr)
代ゼミの東大英語、2日終わってみたけど富田さんの調子はまあまあやね(笑)。
教室は小さ目の教室(もちろんサテライン)で、
何故か長田が4人もいるという奇跡的な数字。
左の前のほうでたむろしている4人組がそうです、ハイ。

今日は午前中、というか昼間は祖母の家に行ってきた。
三宮からJRで新快速一駅のところにある家。
センター試験のときにはそこに泊めてもらう予定
(自宅から会場まで2時間くらいかかるのに対して、
 祖母の家からだと30分で済むから)なんだけど、
まあ、元気でなによりだった。

新年気分もそろそろ抜けてきたのだろうか。
交通機関のダイヤも平日ダイヤに戻った。
それで某人が「土日回数券」を入れて改札にひっかかっていた(笑)。

○○は風邪引かない??
 2001/01/05(Fri)
東大英語3日目、長田4人衆のうち1人が休んでいた。
昨日38度の熱があるとかでしんどそうだったけどそのせいかも。
彼は同じ部活で、風邪を部活に撒き散らしたことで有名。
昨日も自分に移されていないかどうかちょっと心配か…。

そういや確かあの時は彼以外の部員7名中6名が風邪を引いた。
そして、その風邪を引かなかった一人、それが私(爆爆)。
や〜っぱ何も考えていない○カは風邪を引かないのかねぇ…(苦笑)。
去年の2月にインフルエンザで出席停止になった以外学校を休んでいない。
つまり皆勤賞です。風邪を引かないバ○の勲章である皆勤賞。
こうなったら取るしかないね。

オービット(orbit)
 2001/01/06(Sat)
化学はオービット(電子軌道)が分かると理解しやすいねぇ…。
いや、化学IB・IIの新研究っていう参考書の無機の部分を読んでいたら、
「無機は暗記だ!」と言われている(私もそう思っていた)この分野も、
ちゃんと分かるようになってきた。

例えば、炎色反応の色(リアカー無きK村…って覚えるやつ)も、
電子軌道の観点から説明できてしまう。これにはかなり感動したよ。
それとか、SnとPbのイオンの価数(Snは4、Pbは2価になりやすい)も
やはり電子軌道から説明できる。
さらに、錯イオンの配位子の数と構造、これも説明できてしまう。

あぁ、素晴らしきかなオービット!!
理系やっててよかった…。

頑張れ?(毒舌なのでご注意を)
 2001/01/07(Sun)
嫌というほど聞く言葉、「頑張れ!」。
最近では代ゼミのサテラインの待ち時間に講師が登場して
メッセージを送る、というのがあるが、その中で一番多かったエール。
これに励まされるという人もいるかもしれない。
しかし私にしてみればこの言葉ははっきりいって嫌いだ。

理由は2つある。
まず第一に、日本の「下手な」努力主義を象徴する言葉であること。
「頑張れ!」という言葉は、結局「頑張れば必ず目標は達成できる」というのを意味している。
しかし、そんなのを言ってられるのも今(=学生)のうちだって。
やって効果の無い(or薄い)ことをいくらやったって、それは労力の無駄(or浪費)。
そんなのをやるよりは、正しいやり方(とその理由)を考えるべきだし、
後者を教えるのが教育者としての正しいあり方ではないかと思う。
教育者たるもの、「頑張れ!」などむやみに使うべきではない。

二つ目の理由は、他人を卑下した言い方であること。
頑張れだなんて、自分が見下している奴にしか言わない。みんなもそうだろう。
そいつが出来ていないから「頑張れ」と語り掛けてやるのだ。
(自分より能力の高い人に頑張れだなんて言う人はいないだろう。
 もしいたとしたら、私はその人に「頑張れ」と言って肩を叩いてやりたい。
 何かをしなければならないのはその人の方なのだから)
だから、「頑張れ」と声を掛けられると、少しの間は「励ましてくれてありがとう♪」と好感を持つものだが、
後々になって考えてみると、これは大変な侮辱である。
普段から出来る人に取っては「言われんでも出来るわ」と腹を立てるか、
もう十分なのに「まだやり足りない」と勘違いするということになるし、
全然駄目な人は「俺って駄目なんだなぁ」とただただ落ちこむだけ。
いいことなんか何もありゃしない。

そして、愚の極みは「お互い頑張りましょう」。
いかにも日本らしい言葉だよね。何しろ自分を卑下しているんだから。
言われたほうもありがた迷惑だよ。理由は上述の通り。

これを読んでる人で、「TELだって『頑張ろう』と言ってるじゃないか」と思う人もいるかもしれないけど、
そんなの社交辞令なんだからさ(笑)。
私だって何をやればいいとかアドバイスする能力がないのよ。
何も思い浮かばないから隙間を埋めるために使っているだけ。


というわけで毒舌おしまい。

冬の名物?もち、餅。
 2001/01/08(Mon)
今年も我が家は三重県桑名市の実家に帰ったのだが、
そこのお餅はもうたまらない。
まず、大きいこと。
サ○ウの切り餅(50g)の1.5倍の大きさ。つまり一個75g。
このボリューム感がまずは大好き。
私は今年は朝のお雑煮で4つ食べたのだが、祖父(現在85歳)は
若かりし頃は8個(しかも現在よりさらに大きい)は食べていたらしい。
あぁ、恐れ入ります。。

そして、例年のようにそれをもらって帰ってくる。
今年も大量にもらってきて、毎食のように餅が出てくる。
毎日毎日餅。けど、美味いからいいか(笑)。
何しろ、私の好きな食べ物ランキングベスト3に入ってるから。

始業式
 2001/01/09(Tue)
いやぁ、いいものだねぇ。朝早く起きるって。
(最近は9時10時まで寝ていた)
冬の朝の冷気。キリッと目が冴える。
そして暖かいバスの中で一眠り…(爆)。

今日は受験用写真をもらったので、家に帰って各願書に貼りつけた。
東京理大と、東大。(慶大は送られてくる受験票に貼る)
東大に貼っていいのか?と思ったけど、別の大学は出願する気も無いので、
もうセンターの成績請求票も貼りつけて、書くところは全て書いてやった。
東京理大と慶大は明日郵便局に行って書留の手続きをしてもらうつもり。

TELの東大プレ。会心の一撃!300のダメージを与えた。
 2001/01/10(Wed)
今日は久しぶりの授業。内容は全部センター対策。ちょっと嫌になった(笑)。

放課後はまず学校の近くの郵便局へ行って願書を書留で送る。
東京理大が書留速達で810円、慶大がただの書留で540円。
こんなに高いものなんだねェ…。

その後は三宮へ出て代ゼミで東大プレの結果をもらった。
模試掲示板で書いた(記事No.67)時は301点だ!とか言ってたけど、
なんとなんと、結果は300点(偏差値74.6)ジャスト!
英語76(58.4)、国語55(71.6)、数学72(63.8)、化学51(77.1)、生物46(61.1)。
なんとまあ、得意のはずの英語の他と比べて悪いこと!
そして、苦手教科のはずの国語の出来の良いこと!

英語は要約の0点、リスニングの17点が痛かった。
国語は現代文が32点もあったのが効いた。古文漢文は10と13。
数学はやはり3完が良かった。本番でもこれくらいできれば文句無いのだが…。
化学は無機と有機で5点と4点の失点のみ。理論の満点は感動。
生物は平均点が34.1点と非常に高いので46点でも喜べないかな…。

英語の成績に少し不満は残るものの、他の教科はかなり満足行く成績。
成績優秀者には、総合、化学、国語(爆爆)で載ってた。
けど名前がバレたら「イヤーン♪(死語)」なので見ないでください。

運動
 2001/01/11(Thr)
今日は久しぶりの体育。
1ヶ月以上全く運動をしていなかったので、
久しぶりに身体を動かせて、新鮮な気分になった。
相変わらず授業はセンター対策ばかり。
英語で79/100点しか取れなかったのにかなりヘコむ(笑)。
数学では難しいという問題で満点を出してかなり満足。
化学はS先生の「超詳しい」説明で、第3問までしか進まなかった。

って学校のことくらいしか日記に書くことないんだよ…(苦笑)

3月10日
 2001/01/12(Fri)
↑東大前期の合格発表の日。
この日に上京する可能性が少し、というかかなりある。
何故なら、
1.駒場キャンパスで部屋を探すため
2.合格の番号を我が目で確かめるため
(3.後期の受験票をもらうため(苦笑))

1.は、10日から駒場キャンパスで生協が部屋の紹介をしているということで、
これを利用しない手は無い、ということで親と相談した。
2.も、一度そういった雰囲気は味わっておきたいね。
けど胴上げは高いのでパス(^^;…
3.は……。あまりこのためには行きたくないんだけど。
けど、後期だったら前期よりも合格する自信はあるね。足切られなかったら(をい)。

休日出勤??
 2001/01/13(Sat)
今日は学校があった。第土曜日なのに。
なんでも、来週のセンターの分の授業振替だとか。
しかし、学校に行ったら行ったで、結局はセンターの演習だけ。
家で問題集を解いているのとほとんど変わらないしね…。

唯一面白かったのは体育かな。
今日はバレーボールをしていた。
上手くない者はそれなりの楽しみ方があるので、
それを十分に楽しみましたとさ。

全国優勝!?
 2001/01/14(Sun)
晩、NHKのニュースを何気なく見ていると、なんと中学校の先生が出ている!
しかも、それはスポーツで、都道府県別駅伝で優勝したのだが、
その監督ということらしい。

私の中学校は、有名なのは陸上部だけで他はサッパリ。
陸上部のN先生(テレビに出ていたからイニシャルにしなくてもいいかも)が
いいご指導をなさっているのか、それとも

中学校が田舎にあるので、自然と足が鍛えられる
(=エチオピアのロバが優勝したのと同じ原理)


だけなのか、真相は定かではないけど………。


ところで、今日東京理大の受験票が到着した。
いざというときの為に、スキャナでPCに取りこんで、プリントアウトして、
さらにWebにアップロードしておいた。
万が一受験票もコピーも忘れたら、試験官にそのURLを教えて…、
って忘れなければいいだけの話なのに(笑)。
会場は神楽坂の311教室だとか。

徒然なる日記
 2001/01/15(Mon)
いやぁ、ほんと今日は日記に書くようなことも無い平凡な1日なのに…。
そうそう、今日はいろいろなところが凍っていた。
神戸のチベットの私の住んでいる所はもちろん、
かなり神戸の中心部の学校付近でもかなり凍っていた。

地面が凍っているというのも今だからいいけど、
試験のときとかには凍っていませんように…。

そう、冬の北海道は道路なんかも普通に凍っているから、
その方面を受験する方はご注意を。

センターへの不安
 2001/01/16(Tue)
4日後はもうセンター試験なんやけど、今になって不安がいっぱいになってきた。
英語の第3問と第6問Bは何故か全然解けないし、
数学も最近計算ミスが目立ってきているし、
国語なんかあっぷあっぷしている状態。
地理も国語と同じような感じで……。
(目指せ!理科マスターなので、理科は大丈夫(笑))

同じように、実力はあるはずなのにセンターに対して不安を抱いている人は多いと思う。
けど、そういう人(私含む)は、こういう風に考えてみてはどうかな。

「点数を取れる力を持っていると信じているからこそ、
 点数が取れないことに対して不安を抱いてしまうのである」


自分が出来ないなんて思っている人は、出来なくても全然不安なんか感じないはず。
例えば高校1年生がセンター試験で400点取ったとしても全然落ちこまないだろう。(変な例だけど)

そういった不安を感じながら会場に乗り込むというのは、むしろ普通のことなのでは。

6周年
 2001/01/17(Wed)
6年目ですね。
学校や地下鉄の駅では半旗が掲げられていた。
黙祷も授業前に行われた。

幸いにも私の住んでいる所は神戸のチベットで、中心部とは離れていたから
あまり被害も無く、家族も全員無事だったけど、中心部は…。

私の高校の6年前のことが、80周年記念冊子に書かれている。
ちょうど今と同じセンター試験の頃にあれは起こった。
学校は避難所にたちまち変化し、教室も埋まって、
授業どころではなかったはずなんだよね…。

自分が普通に生きることの出来る現在に感謝すると共に、
犠牲者の冥福をお祈りします。

今世紀最初の大ボケ
 2001/01/18(Thr)
センター2日前だというのに、なんと学校に
筆箱、眼鏡、テキスト類を置き忘れてしまった…。
まぁ、これが明日だと思うとゾッとするね(苦笑)。

高校生活最後の体育は結局卓球をした。
最後は結構エキサイティングしたね。
こういうのももう当分ないんだろうなぁ……。

明日から祖父(センター会場の近く)の家に泊り込みなので、
もう今日中に明日・明後日の日記は書いてしまいます。
もちろん、手帳にメモして、21日に書き直しますが。

センター前日--高校受験の悪夢再び?--
 2001/01/19(Fri)
午前は「癒し」系の授業ばかりだった。
地理は先生のお話、古典は半分自習のようなもの、化学は完全に自習。
4時間目はLHRで、センターの諸注意。
その後はうどん屋に行って親子丼を食す。
この店で注文すると、お蕎麦が付いてきて、さらに学割で150円引き。
ホンマこの店はエエわ…。

会場の神戸大学工学部は山の上にあるので、重い荷物をコインロッカーに預けようと思ったが、
「300円」と書いてあるのを見て、「や〜めた」。
行きは少し迷ったものの、去年歩いたことのある道。
30分ほど歩くと、会場前に到着。
何故か「祖母と一緒に来ているお坊ちゃま」がいた。
たぶん某私立N高校なんだろうなぁ…。
帰りは別の道を歩いてみる。すると、なんと約20分で駅に到着。

その後、芦屋駅の近くの祖母の家へ。
かなり静かな環境で、集中して勉強できた。
(家だと様々な誘惑がある……)
夕食は外に食べに行くということなんだけど、行き先はなんとホテルのレストラン。
「をいをい…」とは思うものの、仕方なくそこへ行って食べた。
(オードブルで変なものも出てきたし…食べたけど。)
さすがにフルコースを食べた後は胃がもたれないか心配だった。
また、最後のコーヒーが今夜の安眠を妨げないかどうか…。

まぁ、余計な心配はしないで…と思うのだが、なんと
「手がプルプル病」が再発!!高校受験の悪夢再び!?
そんな不安な気持ちもあってか、今日中にH゛で交換したメールは9通。
親指が疲れる…(笑)

(この日記は1月19日に、手帳に書いておいた日記を1月21日にアップしたものです)

センター1日目--答え合わせのバカヤロー!--
 2001/01/20(Sat)
センター1日目。昨日とうって変わって緊張感は無い。
なんか模試のような気分だった。
朝はゆっくりめに6時半起床。
いつもの試験と同じように、コーヒーを飲んでから出発する。
昼食も同じようにコンビニのお握り(笑)。

家を出発したのが8時丁度で、会場到着は8時35分。
予定外の早さにかなり戸惑う…。
間もなく雪も降ってきた。今日は冷え込むと天気予報で言ってたが、
まさにそのとおりとなった。
友人と談笑していると、試験室前の廊下に行けとの指示が。
行ってみると、初めは会場が分からなかった。
「地図では3階になっているんだけど…」
廊下の張り紙を見ると、階段を登る矢印が。
おかしいと思いつつ登ると、階段の踊り場にひっそりとドアがあって、
その横に「第12教室」の張り紙が。
しかも、そのドアも、高校のエレベーターの横にある物置のドアと変わらない。
試験室に入るまでは、「倉庫の中で試験を受けるのか…」と思っていた。

確かにそれはひどすぎる考えだった。
中に入ってみると、意外と広い。教室も傾きがあって、ゆうに100人は収容できそうだった。
だが、しばらくして気付いたのは、会場の寒さ。
天井が高すぎて、暖房が効いているのかいないのか分からない。
かといってコートを着ていると肩がこるので、少し寒いけど脱ぐことに。

当日の注意や作業(写真シールを貼ったり)は、予め聞いていたのでそれほどは驚かなかった。
後は試験開始を待つのみ…。

試験の最中のことは書きません。あまり覚えていないというのもあるし、
なにせあまり思い出したくない(爆爆)。
休み時間は50分と結構長いような気がしたが、
廊下に出て友人と最終確認をするとあっという間だった。
ただ、英語の答え合わせをはじめて愕然とした。
図表問題では間違えてduckのを選んでしまうし、最後の長文も間違えていた。
あぁ、去年のが良かった……。

大変だったのは帰りの道。
試験中も雨風の音はとてもうるさかったのだが、
外に出て初めてその激しさを知った。
友人が「バスに乗ろう」というのだが、そのバスも満員。
仕方なく歩いて帰ることに…。
帰ったときにはもうずぶ濡れ。こんなので乾くのかな…。

(この日記は1月20日に手帳に書いたものを1月21日にアップしたものです)

センター2日目--K先生ありがとう!〜S先生の天声--
 2001/01/21(Sun)
昨日の教訓を生かして少し遅目に出発したつもりだったのだが、
やはり私の習性なのか、かなり早く到着してしまった。
それはいいものの、今日は重い荷物を持ってきているので、
山を登るのでもう汗だくだった。
試験室前の廊下で待っている時と、1時間目の国語の試験中は
汗が冷えて寒かった。

家を出る前に、近所のコンビニで新聞を買ってきて、地理だけ自己採点をする。
この結果が思わしくなかったら公民を受験しようと思ったのだが、その心配はなかった。
83点。2次に換算すると、7点→1点だから、90点を取らないと意味がないことになる。
そんな点数は取れるはずが無いので、公民を受験しないことを決定。

国語は少し傾向が変化しているのとともに、
問題文の読解(特に漢文と古文)が非常に困難だった。
友人と話していたが、難しいのは皆一緒のようで少し安心。

生物はかなり簡単だったように思う。
まだ解答が分からないからなんとも言えないけど、
私の専売特許の考察問題の増加があり、しかもその考察問題の
設定も素直だったから満点も取れそうな気がした。
(各予備校のホームページには「やや難化」とあったが、
 必要とする知識の量が減っただけ解きやすかったと思う。
 まぁ、センターだけの文系の人にはキツかったかもしれないが、
 2次対策をしていた理系の人には朝飯前のことだったのではないか。)
あと、第3問のウニ・カエルの発生の問題なんかは、
このページでも紹介しているK先生のイラストで一発で解ける問題。
K先生様様です。本当にありがとう!

化学は一つだけ明らかに間違えた問題があった。
しかも、メチャクチャ簡単な問題を。
「次のうち不動態を形成する金属はどれか」
あてにされるお不動さん】というゴロ合せで覚えていたのだが、
初めの「あ」がアルミニウムを指すのか亜鉛を指すのか忘れてしまっていた。
その時天声とも取れる担任のS先生の声が聞こえてきた。
「亜鉛鉄ニッケルが…」という声だったので、亜鉛を選択した。
後から考えると、酸化アルミニウムは非常に緻密な被膜を作るので、
そりゃ不動態になるわな…。試験中に思い出せなかったので駄目だけど。
ゴロあわせだけを頼りにしてはいけないね…。

明日は学校で自己採点。
とりあえず家で自己採点してから行こう。

自己採点超速報(7:00)
 2001/01/22(Mon)
昨日、新聞と、予備校のHPで自己採点をした。

教科点数コメント
英語172うーん、去年は195なのに…。得意科目から英語を外そうか。
地理B83自己ベスト。ちなみにTELの父は82点。負けたらどうなったことか
数学I・A100ほっとした
数学II・B92扇形の面積で半径を忘れて6点失ったのがすごく痛い
国語I・II153難化傾向の中でこの点数は非常に満足
生物IB92満点と豪語していたわりには…
化学IB97あてにすんなお不動さん(笑)
総合(800)697あと1問何かあっていれば大台だったのに
英数理(500)461後期の足きりは大丈夫でしょう
理大A日程(800)711たぶん通ったでしょう


平均点は去年より下がっているだろうから、まぁこの点数は去年で言えば十分に700台だと思う。
実際に乗らなかったのは気分的に不満足だが、この点数ならば2次でも有利な条件でいけるはず。
逆に、2次の配点が大きいので、ここで気を抜いたら一気に逆転されてしまう。
気をつけなければ。

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自己採点の報告、つまりセンターリサーチは、
ベネッセ駿台共催、河合塾、代ゼミ、大進研旺文社共催の4つに提出。
志望校としてはセンターが関係のある3つ以外は書かなかった。
何故かって、志望者が増えて、自分のところに流れてきたら困るから(笑)

 2001/01/23(Tue)
帰りしに本屋で参考書を2冊買った。
「慶應大SFCの英語(ズィー会)」と「英語要旨大意問題演習(エス台)」。
前者は併願のSFCの、環境情報学部の受験用なのだが、
それプラス長い英文の読み進め方も学ぶつもり。
後者は、秋〜冬の東大模試の要約の成績があまりにも悪かったので、
これをやり遂げて何か変化が起これば…ということで。
前者は結構サクッと終わりそうだけど、後者は骨がありそうだね…。

もうはっきり言って時間が無い。
そして、自分の英語の力がよくある「出来ているように見えて出来ていない」、
つまり「虚」の実力しか持っていない、進学校にありがちな受験生の
パターンだったことがこの時期になって分かってしまった。

例えば、「分からない単語は前後の文脈から想像しよう」。
今まではホントにこの言葉のとおりにしかやっていなかった。
そして、外れていたら「まあこんなものか」で終わっていたのが現実。

それとか、「こなれた訳」。
英文の本質をつかんでから、それに最適な日本語を対応させるのが訳なのに、
今まではただ単に別の辞書に載っている訳語を当てはめてみたりしてただけだった。

今からできることはただ一つ。
今から真の実力を身につけること」。
私立入試なども負担となってくるが、それらを言い訳にすることの無い様に、
自分に常に厳しくありたい。いや、今までが甘かったのか…。

1日が平凡に過ぎる
 2001/01/24(Wed)
センターが終わってからと言うと、ほとんど何も特別なことが無い。
自己採点で一喜一憂してから、悲しみも喜んだりもした記憶が無い。
毎日がほとんど同じように過ぎていく。
昨日と一昨日の違いを述べろと言われても、晩御飯のメニューしか挙げられない…。

朝起きて、学校に行き、特別時間割の授業を受ける。
午後は家に帰って自主勉強、あとはパソコンに向かっているだけか。
部屋にこもって勉強していると思えば知らぬ間に別のことをやったり、
ほんとメリハリの無い生活をしている自分に少し嫌気が差してきた。
受験生ってこんなものなのかなぁ…。

あと1ヶ月(半?)。
風邪とノイローゼにはかからないようにしないと…。

SFCの英語
 2001/01/25(Thr)
あれって難しいですね…。
2000年度の第1問の問題を解いて簡単だったけど、
それ以前の問題を解いてみるとそれよりずっと出来が悪い。
うーん、英数で出願するんじゃなかった…と今更後悔しても遅いか(苦笑)。

とりあえず英語で7割とれれば十分なはずだから、とりあえずそれを目標に…。

ティケット
 2001/01/26(Fri)
三宮のJTBに行ってティケットをもらってきた。
(何故チケットじゃなくてティケットなのかは、どうでもいいことです(笑))
新幹線のチケットに、ホテルのチケット。
東京に行く2回は、出張名人で頼んだ奴(11月20日日記参照)で、
横浜(慶應)に行くのは受験生パック。
前者は別に何もなかったんやけど、(そういや最近関西弁使ってない…)
後者の方、到着時間が変わりそうだったらホテルに連絡してください、とのこと。
いったい何があるの!?

そのついでに慶大プレを受け取ってきた。
判定はB(75%)。結構いいな、と思った。
内訳は、英数71点、小論文65点。換算後、総合で272点。
何気に成績優秀者のところに載ってしまいました(笑)。
小論文は結構辛口のコメントを頂いた。

あまりにもあっけない
 2001/01/27(Sat)
同級生が2人死んだそうだ。


昨日の夕刊の裏一面の端っこに、バイクで事故に遭って死亡、とあったのだが、
そのミニバイクに2人乗りしていた少年が、私の中学校の同級生。
その記事は既に読んでいたのだが、死んだのが同級生だと知ったのは、
今日母が誰かの母親から聞いてきたのを私が聞いたとき。
相当なショックだった。

そいつらはいわゆる「ワル」だったんやけど、
(俺もしょっちゅうからかわれたりしたし)
いざanother worldへ旅立つと聞くと寂しいのは何故だろうか…。

勉強記録&計画
 2001/01/28(Sun)
あまり書きたくはない事柄だけど、家にしかいなくてネタ切れなので(苦笑)

ここ1週間のおもな勉強
 1・英文大意要旨演習(駿台文庫)10題ほど(/30題)
 2・慶應大SFCの英語(Z会)第1章と、第2章の環情1・2
 3・生物記述問題のツボ(旺文社)通読
 4・H12年度の東大過去問を読む(既にやったことのある問題が多いので)
 5・学校の授業(2次対策)の予習

ほとんどの時間を1と2に費やしています(笑)
1週間でこの分量は少なすぎるか(苦笑)

(以下、項目の番号は優先順位)

<今日から2月17日までの計画>
 1・駿台の直前講習の予習
 2・新課程以降の過去問を解く
 3・英文大意要旨演習(駿台文庫)を終わらせる(1日2問)
 4・慶應大SFCの英語(Z会)(あと4回分)と、過去問3年分を終わらせる
 5・たまっているエンカレッジを半分(全部はムリ)片付ける
 6・即応OPの過去問(英語・理科)を終わらせる
 7・生物合否決定問題26(代ゼミ)を終わらせる
 8・旧課程の過去問を解く
 9・DUOを1日1周する
 10・学校の古文プリントをする

6まで出来れば良しとしようか。

(2月18日〜20日は慶大受験のため不在)

<2月21日から23日までの計画>
 1・東大模試の見直し
 2・夏季・冬季・直前講習の見直し
 3・単語集等総ざらい

3日じゃこれくらいしか出来ないでしょう(笑)

<2月27日から3月11日までの計画(いや、念のため)>
 ・後期の過去問をひたすら解く

生物の論述、誰か添削してくれないかな…。
青本も欲しいけどさすがにあれはぼったくり(=高過ぎ)でしょ。

<合格発表の後(←取らぬ狸のなんとか)>
 1・物理をやる(サブノート式の問題集でも買って)
 2・図書館で生化学関係の本を借りて読み漁る
 3・TOEIC・TOEFLの問題集でも

大学の授業についていくために1は欠かせない。
できたら2もしたいね。3は余裕があれば。


最近マリオパーティー3にハマってしまった。
誰か助けて(笑)。
ドッスンパズル最高!(爆)
クッパハンマー超最高!(爆爆)

センターリサーチ
 2001/01/29(Mon)
について書くのをすっかり忘れていた。
ということで、今日書きます。

【自己採点結果】
5教科6科目:697/800
4教科5科目(理科=100×2):711/800
3教科4科目(英数理):461/500


<駿台ベネッセ共催>
・東大理二前期:B
・東大理二後期:不能
・東京理大理工応用生物:A

<河合塾>
・東大理二前期:ボーダー以上
・東大理二後期:不能
・東京理大理工応用生物:濃厚以上

<代々木ゼミナール>
・東大理二前期:B
・東大理二後期:C
・東京理大理工応用生物:B

<大進研・旺文社共催>
・東大理二前期:B
・東大理二後期:不能
・東京理大理工応用生物:B

まぁ、順調に行ける、といったところでしょうか。
センター受ける前はDくらい覚悟していたんですが、それより良くて安心。
2次で十分に勝てる圏内です。

高校最後の授業
 2001/01/30(Tue)
先生方の最後のセリフを集めてみます。

数α(M先生):( (:。)ミ (←タコ)の置物を机に置きながら)
    「オクトパス(置くとpass)」
数γ(T先生):「合格したらこれ(オッケーのサイン)で進路室に入ってきてな」
化学(S先生):「また解答は後で配布します」
生物(K先生):「自分の行きたいところにこだわってくださいね」
E1(C先生):「自分が今まで勉強して来たことに自信を持ってええ」
E3(Y先生):「解答またボックスに入れておくね〜」

クラスで1番受けが良かったのはαのM先生ですか(笑)。

ワープ
 2001/01/31(Wed)
今日は最後の学年集会。各先生からいろいろとお話があった。
先生それぞれ、個性もあって、それに応じたコメントがあったが、
その中でもウケが良かったのが数学のM先生(昨日の日記のオクトパスではない)。
3年になってから初めての学年集会では
「観覧車に乗りながら等速円運動を考えて…」などのコメントを残したが、
今回はどうなるかと思うとやはりやってくれました。
あまりよく覚えてないので、適当にあらすじだけ。
改ざんしているところがあるかもしれないけど、指摘しないように(笑)。

「狩猟用のダックスフントがいた。狩猟用に改良されて、極端に足が短い。
彼の乗り物はスノーボード。それに乗って今日も出かける。
雪の上を滑りながら、ダックスフントは『なんていい乗り物なんだ』と思う。
滑って行くうちに、スノーボードはどんどん速度を上げていく。
ダックスフントが気付いた時には下り坂を滑っていた。
ダックスフントの見つめる先に1人の女の子がいた。5歳くらいの女の子だ。
彼女はダックスフントのほうを見つめ微笑んでいる。
この宇宙は1000ほどの原理でなりたっているが、
彼女の微笑みはその端っこから出来ている。
ダックスフントは思った。『彼女の微笑が無くなるとしたら、
それはこの宇宙の原理が崩壊する時だ。』
だがスノーボードは坂を猛烈なスピードで下っている。
人間ならこういうとき、パニックに陥るか自暴自棄になるかのどちらかだ。
しかしダックスフントは強い意思を持っていた。
ダックスフントは念じた。彼女の微笑みを守りたい…。
そのとき、ダックスフントはワープした。」
「ワープとは、日本語では『空間的・時間的、非連続性における跳躍』である。
その時ダックスフントは強い意思で空間・時間を超えて跳躍した。」
「みなさんも、これから先強い意思を持って、
 空間的・時間的、非連続性における跳躍をしてください」

、と、だいたいこんな感じだったはず。
実際に語ってくれるのが1番面白いんだけど…。

他にも、英語のY先生は英文を読んで「前置詞何が入る?」と生徒に当てたり、
英語のK先生は「じゃんけんピョン」とか言い出すし、
社会のK先生は「来年2002年は○○(←名前忘れた)の誕生800年」とか言うし、
定年退職する国語のN先生は漢文を言い出すし…。

楽しかった、「最後の授業」でした。


あと、(けやき)の頌(しょう)というものがあるらしく、
インフルエンザで出席停止になりながらも皆勤の私は、
2月16日の卒業式の予行の時に表彰をされることに。
うちのクラスには3人いました。
ちなみに、欅の頌は「皆勤or生徒会役員or部活動全国大会出場」の人に送られるそうです。
うちのクラスでは文化祭実行委員長のM君(今日休んでいた(笑))と、
2年間生徒会にいたmachiko(ってここで書いていいの?)も授与することに。

担任のS先生はご丁寧にも、
「F君とM君と、あとはインフルエンザで3日間出席停止になったけど
 それ以外は全部出てきたTEL(仮名)君の3人ですね」と。